📘 KNOW-HOW #003 | 資産形成

NISA+iDeCoを5年続けて+200万円
50歳会社員の実録と始め方

2026年4月24日公開 | kogane

「投資って、難しそう。損したらどうしよう。」
5年前の私も、そう思っていました。

でも、実際にやってみたら、月々の設定を一度決めて、あとは放置していただけで+200万円になりました。
この記事は、投資知識ゼロだった50歳会社員が、NISAとiDeCoで積み立てた5年間の実録です。銘柄・金額・やらかしたこと、全部公開します。

結論:淡々と続けた結果

5年間の積立結果

+約200万円
評価損益(含み益)ベース
5年 継続期間
NISA+iDeCo 制度
インデックス 投資先

誤解のないように書きますが、これは「必ず誰でも+200万円になる」という話ではありません。相場状況によって評価額は上下します。ただ、「普通の会社員が、知識ゼロから始めて、普通に続けるだけで、ここまで来れる」という事例として、そのまま残します。

⚠️ 最初にお伝えしておくこと

この記事は私個人の体験記です。投資助言ではありません。投資判断はご自身の状況と責任で行ってください。最終的な商品選択は、必ず公式サイトや目論見書を確認してください。

5年前の私は、こういう状態だった

まず、スタート時点の正直な話から。5年前の私は、こんな状態でした。

知識ゼロから始めた理由はシンプルです。「定期預金の金利で老後に備えるのは、もう無理」と気付いたから。

銀行に100万円を1年預けても、利息は数十円。その一方でインフレは進んでいく。このまま何もしないのは、むしろリスクだと感じました。

選んだのは「NISAとiDeCo」だけ

いろいろ調べた結果、最初の1歩として選んだのは、NISAとiDeCoの2つだけ

なぜこの2つを選んだのか

制度メリット私が惹かれた理由
NISA運用益が非課税売却時も税金ゼロ。必要な時に引き出せる
iDeCo掛金が全額所得控除毎年の所得税・住民税が軽くなる(節税)

この2つは国が用意した優遇制度なので、普通に投資するより圧倒的に有利。「まず使える制度から使う」のが王道だと判断しました。

💡 ポイント

新NISAとiDeCoは役割が違います。NISA=流動性重視の資産形成/iDeCo=60歳まで引き出せない代わりに節税メリット最大。どちらか片方ではなく、両方やるのが基本戦略です。

投資先は「インデックスファンド」一択

次に、何を買うか。ここも散々悩みましたが、最終的にはインデックスファンド1本に絞りました。

インデックスファンドを選んだ3つの理由

REASON 1

1銘柄で世界中に分散投資できる

「全世界株式」や「S&P500」に連動するファンドなら、1本買うだけで数千銘柄に分散される。個別株を選ぶ知識は、50代から身につけるには重すぎると判断しました。

REASON 2

手数料(信託報酬)が圧倒的に安い

アクティブファンドの信託報酬が年1〜2%なのに対し、インデックスファンドは年0.1%前後。20年運用すると手数料だけで数十万円の差になります。

REASON 3

プロが長期で勝てないのがインデックス

プロの投資家ですら、長期でインデックスを上回るのは難しいというデータがある。それなら、最初からインデックスを素直に買うのが合理的だと思いました。

結局、あれこれ考えるより「全世界株式」か「米国株式(S&P500)」を淡々と積み立てる——この一択にしました。

月々いくら積み立てたか

具体的な積立額はこんな感じで調整してきました(時期によって変動しています)。

NISA 毎月コツコツ積立
iDeCo 会社員の上限まで拠出
ボーナス時 余裕があれば増額

iDeCoは会社員の場合、勤務先の年金制度によって月額上限が決まっています(企業型DCがない場合は月2.3万円など)。まずiDeCoの上限まで埋めて、余力をNISAに回す——これが基本の流れでした。

50代から始めるなら、「完璧な金額」を探すより、「今できる額で今日から始める」ことのほうが100倍大事です。運用期間が命なので、1ヶ月の遅れが、後々の複利で大きな差になります。

5年続けて気付いた「3つの真実」

真実①:暴落は必ず来る。そして必ず戻る

この5年の間に、評価額がマイナスになった月は何度もありました。コロナショックの余波、インフレ懸念での急落、金利引き上げによる調整……。その都度、スマホの画面を見るのがつらかった。

でも、途中で売らずに淡々と積み立て続けた結果、気付けば+200万円の世界に来ていました。50代の投資で一番の敵は、暴落そのものではなく、「暴落時に狼狽して売ってしまうこと」だと身をもって学びました。

真実②:インデックス投資は「退屈」が正解

最初は「もっと利益出せるやり方があるんじゃないか」と思って、個別株・FX・仮想通貨の情報を漁った時期もありました。でもやればやるほど疲弊するし、結果も出なかった。

最終的に戻ってきたのは、「設定したら見ない」「月1回残高チェックするだけ」という退屈な運用。結果として、この退屈さこそが+200万円の正体だったと思います。

真実③:iDeCoの節税効果は、意外とデカい

意外に盲点だったのが、iDeCoの所得控除による節税効果。年収600万円の会社員の場合、iDeCoの掛金はほぼ全額が所得税+住民税の控除対象になります。

たとえば月2.3万円×12ヶ月=年27.6万円を拠出すれば、概算で年5〜8万円の節税。これは運用益とは別の「確実なリターン」です。iDeCoは運用益だけでなく、この節税分まで含めて考えるべきだと、やってみて分かりました。

「やらなくて正解だったこと」も書いておく

5年間の中で、手を出さなくて良かったと今振り返って思うものも書き残します。

結局、「シンプルに、長く、放置する」——これ以上のやり方は私には見つかりませんでした。

これから始める50代へ:3つのメッセージ

MESSAGE 1

「遅いかも」と思った今日が、一番早い

50代から始めるのは決して遅くありません。むしろ「まだやっていない人」にとっては、今日が一番早い日です。60歳までの10年、65歳までの15年は、インデックス投資の恩恵を受けるのに十分な時間です。

MESSAGE 2

まずは「小さく・自動で」始める

月1,000円でも5,000円でも、まず口座を開いて、自動積立を1本設定すること。金額は後から増やせます。大事なのは「始めたか/始めていないか」の1ビットの差です。

MESSAGE 3

目安は「15年以上は手をつけない」つもりで

インデックス投資は、最低でも10〜15年のスパンで考えるもの。「5年後に使う予定のお金」は投資に回さず、別で現金として確保する。長期でしか運用しないお金をNISA・iDeCoに入れる——これが鉄則です。

まとめ:知識と仕組みさえあれば、50代からでも前に進める

投資ゼロだった50歳が、5年間淡々と続けただけで+200万円になった。
この事実が、この記事の全てです。

特別な才能はいりません。必要だったのは、「NISAとiDeCoを使う」「インデックスを買う」「放置する」——たったこれだけの知識と仕組みでした。

あなたの中の老後への不安を、ワクワクする未来に変えるために。
まず、今日の夜に、証券口座を開く1歩から始めてみませんか。

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