これは、技術記事というより、ちょっと個人的な話です。
50歳・スキルゼロの私が、AIを相棒に 姉のサービスのLP(ランディングページ)をひとつ作って、贈り物として送りました。
高価な物ではなく、自分の時間と手で作った、形のないようで形のあるプレゼント。
反応をもらった夜のことは、たぶん私はずっと忘れません。
10年以上、姉に助けられてきた
私には、ひとつ年上の姉がいます。50代、いまも現役。
人前に出るのが苦手なので名前は出さないでおきます。
ただ、ひとつだけ言わせてください。10年以上前から、ずっと私を支えてくれている人です。
体調を気遣ってくれる電話。
仕事で参っているとき、何も聞かずに送ってくれる短いLINE。
家族の節目で、いつの間にか段取りを整えてくれている気配。
姉は レイキヒーラー です。
実は私自身も、しんどいときに何度もヒーリングしてもらっています。
ぎっくり腰の夜のこと
忘れられない出来事があります。
何年か前、私はひどいぎっくり腰になりました。
立ち上がるどころか、寝返りをうつのも痛い。
妻に「救急車呼ぶ?」と聞かれるくらいの状態でした。
そんなとき、姉に電話したら、こう言われました。
「いまから遠隔で送るから、横になっとき」。
「遠隔で送る」が何のことか、当時の私はよくわかっていませんでした。
が、その夜、痛みが少しずつ引いて、夜明け頃には寝返りがうてるようになりました。
科学的な効果がどう..とか、そういう話を私はしたいわけではありません。
ただ、姉が私のために、姉の時間と意識を使ってくれた。それが事実です。
そして、私はずっと「いつか、何か返したい」と思っていました。
姉のLPがなかった
あるとき、姉のレイキヒーリングサービスについて改めて聞きました。
驚いたのは、広報媒体がFacebookだけだったこと。
レイキ歴7年、ヒーリングを受けた方が500人以上、ヒーラーとして育てた人も40名近く。
それだけの実績がある人が、自分のサービスを伝える「自分のページ」を持っていない。
紹介したくても、リンクひとつが出てこない。
「ホームページくらいあった方が..」と思いつつ、姉は普段からめちゃくちゃ忙しい。
本人がイチからLPを作る時間を作るのは、現実的じゃない。
制作会社に頼めば30万円〜。それも姉に出させるのは違う。
「..あ、これ、私が作って贈ればいいんじゃないか」
そう思いついたのは、ほんの数日前の朝でした。
「贈り物」としてLPを作るという発想
私は最近、Claude と ChatGPT を相棒にして、自分でLPを作る方法を覚えたところでした。
詳しい全工程は 【完全ガイド】AIで自分のLPを作る方法 に書いた通りです。
やり方を知ったばかりの私が、いきなりプロのデザイナーに勝てるわけがない。
が、姉の想いを汲み取ったLPを、姉の代わりに何時間もかけて作ることはできる。
これは「時間と気持ちの贈り物」だ、と気づきました。
お金で買える物より、時間と手間をかけたものの方が、たぶん心に届く。
50歳になって、それを実感する場面が増えています。
キャッチコピーは、姉の言葉から
LPを作るとき、いちばん最初に決めるべきは 「ファーストビューのキャッチコピー」です。
今回は、姉に直接聞いて決めました。
姉から返ってきた言葉が、これ。
「ゆるんだら、ちゃんと戻る。」
..読んだ瞬間、目頭が熱くなりました。
私が10年以上かけて姉から教わってきたことが、まるごと一行に詰まっていたからです。
無理に何かを変えにいかない。
頑張らなくていいよ、と言うわけでもない。
ただ「ゆるんでいい。ちゃんと、戻れるから」と言ってくれている。
このコピーを軸に、LPの全体構成を組みました。
キャッチが決まると、写真も色味も、自然と方向が定まっていく。
夜空のような淡いブルーに、星屑のような光。優しいセリフ書体。
「ゆるみ」を表現する余白を、たっぷりと。
完成したLP
3日ほどで完成しました。
コントロールを手放して、本来の流れに戻るきっかけをつくります。
公開URL:https://yurumi-time-lp.naggidesu.workers.dev
もしこの記事を読んでくれたあなたが、
「最近、なんだか心も体もガチガチになっているなあ」と感じていたら、姉のLPを覗いてみてください。
姉本人の言葉と、姉の世界観が、しずかに置いてあります。
予約はLINEで「予約希望」と送るだけ。とても簡単です。
ホスティングは Cloudflare Workers。費用は 0円。
Claude にコピーと構成の壁打ちをして、ChatGPT に画像のイメージを相談しました。
HTMLとCSSは Claude に書いてもらった全文をそのままコピペ。
50歳・HTMLゼロの事務職でも、3日でこの形にはなる..というのが、いま現在のAIの実力です。
姉への渡し方|LINEで、URLを送るだけ
完成した夜、姉にLINEを送りました。
飾った言葉はつけずに、ただURLを1行と、こう添えただけ。
「いつもありがとう。
レイキのLP作ってみたから、よかったら見て。
直してほしいところあれば言うてね。」
送信ボタンを押す瞬間、ちょっとドキドキしました。
余計なお世話だと思われないか。
変なデザインだと笑われないか。
50歳にもなって、姉の前ではまだ弟だな..と苦笑しました。
返ってきた言葉
しばらくして、姉から返信が届きました。
「すごい..!
修正したいところまで、ぜんぶ丁寧に整えてある。
びっくりしてる。
これが無料でいいの?
ありがとうね。」
読み終えた瞬間..不意に、泣きそうになりました。
50歳のおじさんが、LINEを片手に。
「無料でいいの」と聞かれたけれど、「無料じゃないよ」と心の中で答えました。
これは、10年以上もらってきた優しさへの、私なりのお返しなんです。
高い物は、たくさんあるかもしれません。
が、自分の手で何時間もかけたものは、お金では買えない種類のお返しになる気がしました。
AIで作るLPは「贈り物」になる時代
今回の体験を通して、強く思ったことがあります。
AIで作るLPは、これからの時代の新しい「贈り物」になりうると。
たとえば..
- 独立する友人へ..開業祝いに、サービスのLPを贈る
- 個人事業の親戚へ..お店のLPを作って渡す
- 習い事の先生へ..生徒募集のLPをプレゼントする
- 高齢の両親へ..家族の歴史をまとめたLPを作る
お金で買える物よりも、時間と手間と「あなたを見ている」というメッセージが込められたもの。
それが、50代になって私たちが贈れる、いちばん豊かな贈り物かもしれません。
もし、あなたにも「贈りたい誰か」がいたら
このブログを読んでくれているあなたにも、
「いつかちゃんと、何か返したい」と思っている人がいるんじゃないでしょうか。
親、きょうだい、ずっとお世話になっている先輩、先生、近所の大事な人..。
高価な物が思いつかなくても、AIを相棒に手を動かせば、その人だけの1ページを贈ることができる時代です。
作り方は、私が 【完全ガイド】AIで自分のLPを作る方法 に10,000字でまとめました。
このガイドを使って、誰かに何かを贈ってもらえたら..私も嬉しいです。
最後に|姉へ
ここから先は、たぶん姉にも読まれるかもしれない場所なので、ちょっとだけ照れながら書きます。
ぎっくり腰のあの夜から、もう何年も経ちました。
あれから何度、姉のヒーリングに助けられたかわかりません。
気遣いの電話、仕事で凹んだときのLINE、ふと届く優しい言葉..。
今回のLPは、私の側の「ようやく、ほんの少し返せた」という、ちいさな試みです。
これからも、たぶん私はまた何度も助けてもらうのだと思います。
そのたびに、こうしてまたひとつ、形を変えてお返ししていきます。
いつも、ありがとう。
— kogane(50歳・スキルゼロからのAI副業ジャーニー)