副業を始めるとき、いちばん苦しいのは「考えすぎて動けない」状態だと思っています。
僕は今回、その逆をやってみました。
モットーは「とにかくやってみる、やりながら修正する」。
そうして数週間動き続けていたら、ある朝Spotifyの管理画面を開いて思わずつぶやいた。
「..あれ、もう300曲超えてるの」と。
10曲が、いつの間にか300曲を超えていた
前回の記事で、僕は「AIで10曲作ってSpotifyに配信した」と書きました。
あれが、ちょうど数週間前のことです。
そのとき書いた目標は「年内に100曲」。
ゆっくり積み上げていくつもりでした。
が、気づいたらこうなっていました。
正直、自分でも驚いた。
年内目標を、たった数週間で3倍以上超えてしまっていたわけです。
なぜこうなったか。
特別な才能があったわけではない。
ただ、ひとつだけ意識していたことがあります。
モットーは「考える前に、まず1回やる」
僕は若い頃、「やる前に全部調べる」タイプでした。
本を3冊読み、ノートにメモを取り、計画を立て、それから動こうとする。
が、たいてい動く前に熱が冷めて、結局やらない。
この20年で、自分が捨ててきたアイデアは数えきれない。
全部、「準備してから動こう」と思った結果、動けなかったものです。
50歳になって、ようやく気づいた。
完璧な準備なんて、永遠に整わない。
だったら、未熟なまま動いて、走りながら直していくしかない。
動いてから出てくる課題は、想定して止まる課題より100倍小さい。
動かなければ、課題そのものが見えない。
実際にやった「とにかくやってみる」の中身
今回の音楽配信プロジェクトで、僕がやったのは正直、こんな順番です。
- 1日目:Sunoのアカウントを作る。1曲だけ作ってみる。
- 2日目:DistroKidに登録。10曲アップ。
- 3〜7日目:違うジャンル(ヒーリング、作業用BGM、Lo-Fi等)で量産。
- 1週間後:英語歌詞のグローバル向け楽曲を試す。
- 2週間後:Spotifyバイラル曲のジャンル分析を始める。
- 今:300曲を突破。
最初から「300曲作るぞ」なんて、絶対に思っていませんでした。
1曲作って、楽しかった。だから10曲やった。
10曲やったら次の課題が見えて、それを直しながら、また次の10曲。
その繰り返しだけです。
失敗もたくさんあった
同じタイトルの曲を重複して登録してしまい、DistroKidから「これ大丈夫?」と確認メールが来た。当然「大丈夫じゃない」ので、再登録のやり直し。
「インストルメンタル」のはずなのに、生成オプションのチェックを忘れて、英語ボーカルが入った楽曲が10曲ほど混ざってしまった。リカバリーに半日かかった。
アートワーク画像のサイズを間違えて、DistroKidに怒られた。「3000×3000ピクセルじゃないと審査通らないよ」と。30曲分やり直しになった。
正直、こういう失敗は数え切れない。
が、すべて動いたから出てきた失敗です。
止まっていたら、こんな失敗すら経験できなかった。
失敗の数だけ、次のやり方が見える。
それが「やりながら修正する」の本質だと思っています。
もうひとつ、AIが支えてくれた
ここで正直に書きます。
僕一人でこれをやろうとしていたら、絶対に300曲には届かなかった。
途中で間違いなく心が折れていました。
今回の300曲を支えてくれたのは、間違いなくClaude(AI)です。
- 歌詞の生成:テーマを伝えると、すぐに10〜20曲分の構成を出してくれる
- ジャンル分析:Spotifyでバズっているジャンルの特徴を一緒に研究してくれる
- アップロード作業:DistroKidのフォーム入力・ファイル送信を自動化
- 失敗からのリカバリ:何が間違っていたかを冷静に整理してくれる
特に「失敗のリカバリ」が大きかった。
人間だけだと、ミスをすると凹む。凹むと止まる。
が、AIに「ここでこんな失敗をしたけど、どう直す?」と聞くと、淡々と次の手順を返してくれる。
落ち込んでいる時間がない。すぐに次に進める。
少し前の記事(Codex登場でAIコストを月18,000円から6,000円へ)で、僕はClaude MaxをやめてClaude Pro+ChatGPT Plusの月6,000円運用に切り替えた、と書きました。あれは正直、その時点の最適解だった。
が、音楽生成を始めて状況が変わりました。300曲規模で歌詞・ジャンル分析・アップロード作業をAIに任せていると、Proの上限ではすぐ足りなくなる。「これは時間でカバーする話じゃない、課金で解決すべきだ」と判断して、Claude Maxを再契約。今は月18,000円の体制に戻しています。
節約の記事を書いた直後に増額するのは、正直カッコ悪い。が、それも「やってみて分かった」現実です。使い倒すフェーズと、節約するフェーズは違う。これも体験しないと見えなかった景色でした。
動き続けると、視野が変わる
最初は「日本語のJ-Popを10曲」だった。
動いていたら、「英語の睡眠用BGMにも需要があるんじゃないか」と気づいた。
やってみたら、「次は作業用BGM」「次はLo-Fi」「次は赤ちゃん寝かしつけ」と、どんどん視野が広がった。
これは、最初の段階では絶対に見えなかった景色です。
動いてみないと、その先の選択肢は出てこない。
本やセミナーで「知る」ことはできても、「見える」ようにはならない。
気づいたら、僕は「世界のリスナー」のことを考えるようになっていました。
50歳のサラリーマンが、家のデスクの前で、世界中で再生される楽曲を作っている。
ワクワクが、止まらない。
あなたへの問いかけ
もしあなたが、副業を始めようとしているなら、ひとつだけ伝えたいことがあります。
「準備してから動く」のではなく、「動きながら準備する」。
僕も、何度もそれで失敗してきました。
50歳になってようやく、その逆をやれるようになった。
あなたが今、心の中で「やってみたい」と思っているそれ..
3冊本を読む前に、1日だけ試してみませんか。
やってみて違ったら、やめればいい。
やってみて続けたいと思ったら、そこから本格的に学べばいい。
順番が逆なだけで、結果は驚くほど変わります。
まとめ:継続のコツは「考えすぎない」こと
- 10曲のつもりが、気づいたら300曲を超えていた
- モットーは「とにかくやってみる、やりながら修正する」
- 失敗は動いた人だけが手に入れる、次のヒント
- AIが「凹む時間」をなくしてくれる。すぐ次に進める
- 動き続けると、最初には見えなかった選択肢が見えてくる
収益についてはまだ正直、ゼロに近い段階です。
リリースが反映されるのは2〜3か月後。
が、それでも今、300曲という「永遠に再生され続ける資産」が積み上がっています。
これから配信が始まって、ストリーミングが回り始めたら、毎月の月次レポートで正直に公開していきます。
ゼロでも、数百円でも、書きます。
それが、このブログの約束です。
AIで音楽を作る具体的な手順・使うツール・収益の仕組みは、前回の記事に書いています。これから始める方はこちらから。
→ 50歳の僕が、AIで10曲作ってSpotifyに配信した話